20代女性がスキンケア・化粧品にかける平均金額と時間について

乾燥やニキビなど、お肌の悩みやトラブルは日々絶えません。世の中の女性たちは肌やスキンケアに関して、何に困りどのような行動をしているのでしょうか。本記事では女子大学生を対象にアンケート調査を行い、スキンケア・化粧品にかける平均金額と時間などをまとめています。

 

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大学生(20代女性)の美容意識

大学生(20代女性)の美容意識

女性は男性に比べて、美容や自分磨きへの意識が高い傾向があります。具体的にはどの程度の割合が美容に対して高い意識を持っているのでしょうか。

当サイトが女子大学生489名に行ったアンケートでは、86%の学生が美容を意識していると回答しました。うち、25%の女子学生はかなり意識していると答えています。

関心が高いのは「肌」と「髪」

「自分の顔のパーツで美しくしたい箇所は?(n=489)」と質問したところ、とくに、女性たちの美容への関心が高い部位は「肌」と「髪」です。

関心が高いのは「肌」と「髪」

たしかに、広告などでも肌と髪にフォーカスしたものが多く、ケアすることで変化が起きやすい箇所でもあります。また、特に肌は年齢とともに衰えていくため、誰にでも訪れる課題として若年層からも関心が強いと言えます。入念に手入れをしておきたい部位であることは間違いないでしょう。

お肌のトラブル・悩み

肌がキレイな女性は目を惹くものがあります。健康的な美肌を目指すために、多くの女性たちはお肌のトラブル・悩みと日々戦っています。

お肌のトラブル・悩み

肌にトラブルがあると回答した411人の20代女子大学生に対して行ったアンケートでは、「ニキビ・吹き出物」、「ニキビ跡・赤み」、「毛穴」といったトラブルが多くの女性たちを困らせていることがわかりました。

お肌のトラブル・悩みの原因

お肌のトラブル・悩みとなる原因は何なのでしょうか。簡単にですが、以下に肌トラブルの要因をまとめてみました。

  • 脂質や糖質のとりすぎ
  • ビタミン不足
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 皮脂や角質の詰まり
  • メラニンや紫外線
  • 乾燥
  • 物理的刺激
  • 血液循環
  • 水分のとりすぎ
  • 塩分のとりすぎ

近年、コロナによるリモート促進の影響を受け「食生活の乱れ」や「睡眠不足」、「運動不足」に悩む方が増えてきています。

これらの、生活の問題は上記の通り、お肌の問題にも直結します。

これまでは自宅で誰とも会わずに過ごしたり、外に出るにもマスクを着けたりと多少の問題であれば気にせず過ごせていた方も、「コロナ明け」の傾向が見え始めたことで、再び美容への意識関心が戻ってきたのではないでしょうか。

実際にSHE株式会社が行った調査では「働く女性の9割がコロナ禍に外見の変化を実感。全体の47.6%はその変化をネガティブに捉えている」ことがわかっています。

生活習慣を元に戻し、健康的な食生活や睡眠を心がけると同時に、スキンケアを行うことで調子の良いお肌を取り戻しましょう。

参照:コロナ禍2年目の美容意識調査

スキンケアの頻度

実際、自分以外の女性たちはどの程度スキンケアに力を入れているのでしょうか。

スキンケアの頻度について、「普段どれくらいの頻度でスキンケアを行いますか?」(n=489)と質問したところ、1日に3回以上ケアをすると答えた方は3%、朝と夜の2回と回答した方が67%、夜のみと回答した方が22%、朝のみと回答した方が3%でした。

スキンケアの頻度

スキンケアは”できれば”朝も夜もした方が良いと言われています。夜に重点的なケアを行い、朝は洗顔や保湿程度の軽めのケアを行うことが理想的です。

美容への意識が高く、ほとんどの女性が少なからず意識している状況にあるにも関わらず、しっかりと1日2回以上ケアができている方は、7割程度でした。

スキンケアにかける時間【朝・夜】

「朝と夜のスキンケアにかける時間を教えてください」(n=489)と質問したところ、スキンケアにかける時間についても、頻度と同様に理想的な時間にはやや足りていない印象でした。

スキンケアにかける時間【朝】
スキンケアにかける時間【朝】
スキンケアにかける時間【夜】
スキンケアにかける時間【夜】

朝は10分程度、夜は15分程度のケアが好ましいとされていますが、実際には朝のケアは「3分以内」や「3〜5分」と回答する方が多く、夜のケアは「3〜5分」や「5〜10分」と回答する方が多かったです。

スキンケアが習慣づかない原因?

なぜ、美容への意識関心度合いと、理想的なスキンケア(頻度・時間)ができている方の数値が釣り合わないのでしょうか。

性格や可処分時間など様々な原因が考えられますが、本記事では「スキンケア商品」に対する消費者の不満から紐解いてみたいと思います。

スキンケアが習慣づかない原因?

「美容品の購入・使用で困ることはなんですか?」(n=489)と質問したところ、スキンケア商品に対して、20代女子大学生たちは「値段が高い」や「自分にあっているのかわからない」と回答しています。

スキンケア商品に対する不明点があることや、値段的に手が届かないことは、理想的なスキンケア習慣にあと一歩届かない原因の1つになっているでしょう。

平均価格よりも安い商品であったり、テスターなどを経て自分の肌との相性がわかる商品(実際に合っているのかがわかるサポート)など、提供されることで多くの女性たちがスキンケアをより実行しやすくなるでしょう。

女性たちの美容意識が高いことは間違いありません。それなのに関わらず、理想的な商品に巡り会えないという状況は私たち消費者からしてももどかしく、サービス提供者としても手を差し伸べてあげたいところです。

スキンケア商品にかける金額

具体的に、女子大生たちは月に平均的にいくらスキンケア商品にお金を使い、「高い・負担である」と感じているのでしょうか。

スキンケア商品にかける金額

アンケート調査で「スキンケアにかける1か月のおよその金額を教えてください」(n=489)と質問したところ、「1,000円〜3,000円」の間と回答する方が一番多く見受けられました。

ここで忘れてはいけない点は、スキンケアグッズは1つ買えばOKというわけではないことです。クレンジングに洗顔、化粧水、乳液、美容液、パックとほしいアイテムは豊富にあります。

現実的に使えるお金の中で、全てを揃えることは難しいでしょう。さらに季節ごとに販売される商品やちょっこリッチな商品を購入したいと思うと、すぐに美容にかけられる金額のキャパを超えてしまいます。

複数のアイテムをキチンと揃えることはモチベーションにつながります。反対に「買えなかった・手が届かない」というネガティブな感情は美容へのモチベーション低下につながります。

商品にもよりますが、化粧水や乳液などは1ヶ月で使い切ってしまいます。購入頻度は月に1回となります。想定の金額の中でこれらの商品を買い揃えることが消費者としての理想です。

スキンケア商品の購入場所・選び方

スキンケア商品の購入場所・選び方

「スキンケア商品を買う場所を教えてください」(n=489)と質問したところ、女子大生の多くはスキンケア商品をドラッグストアや薬局で購入しています。

少し昔は、スキンケア商品を含むコスメティック品はデパートなどが有力チャネルでしたが、最近はドラッグストアでの購入が増えているようです。

ドラッグストアの品揃えは豊富でテスターが設置されていることもあり、価格や効果など自分にあった商品を見つけ出すことができます。よく利用するお店であればポイントがたまることも嬉しいですし、なにより気軽に立ち寄れる点が現代の若年層には刺さるのでしょうか。

そのほか、公式サイトやショッピングサイトでの購入も近年増えているようです。その背景の1つに、対人での購入を避けることができることがあります。

また、詳しく商品の説明を読むことができたり、他の購入者の意見を参考にできるという点も人気のようです。

スキンケア商品の選び方

「商品を買うときに重要視する上位3つを教えてください」(n=489)と質問したところ、実際に、商品を選ぶ大きな基準の1つに「比較サイトの評判」や「インフルエンサーの声」などがあります。

たしかに、スキンケア商品のように自分の肌との相性が重要になる製品の場合、情報が多いことは購入のキッカケになります。インターネット上だけではなく、オフラインでも店内に詳細POPが飾られている商品をついつい手にとってしまいます。

以上、大学生(20代女性)のスキンケアの実態について解説しました。費やす金額や時間などは、あくまで個人の意見が大切ではありますが、周りの女性たちの意見を知りたい方はぜひ参考にしてください。

また、企業のマーケティング担当者の方などは、消費者の意見として本記事の調査データを活用ください。ガクセイ協賛は、大学生の意識調査などを全国800大学の学生にアンケートを行なっております。スキンケアに関してより具体的な調査や、商品やサービス、就活、バイトなど、大学生へのアンケート調査をご希望の方はご相談ください。

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